速読レビュー vol.1「頭がいい人の読書術」著者:尾藤克之
『頭がいい人の読書術』
URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0832FP5DY/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
多読とアウトプットは優秀な資産形成である。
10分で全体の60%を理解できればOK
〇本書で著者が主張している多読術のひとつ。
⇒「読書」だからといって「精読」する必要は一切ない!
・1つの本から最重要な要素を1つ積み重ねれば最終的に豊かな人生に繋がる。
How to つまみ食い読書
・「はじめに」「第1章」「おわりに」を読むだけで全体概要は把握できる。
⇒興味のわかない章まで読む必要は無い!縁が無かったと切り捨てる!
短時間で摂取するために。「興味」は「エンジン」!フルスロットルで回す。
・1/3読書法:日本語の文章構造より「主語」「修飾」「述語」に切り分けると
本の上部・「主語部分」と本の下部・「述語部分」で
文章の概要は把握できる。
・「脳内音読」をしない。
⇒情報摂取量が脳内音声によって下がる。脳内も無音で情報を吸い取る!
・自身の「追い込まれている状況」を把握し自ら作る。
⇒人間は基本的に怠惰である。締め切りを自身で設定し、短期集中で効率上昇
アウトプットで「知識」は定着し「読書」は完結する。
・人間の脳は自然と記憶を失うようにできている。
⇒アウトプットと繰り返し内容を確認することでやっと脳内に定着する。
知識の【定着】をもって初めて【読書】は完成する。
・アウトプット法①他人に要約を話す!
・アウトプット法②ノートやブログなど文章に残す!
⇒後日内容を査読する。修正と同時に見直しを行う。
・目的の無い読書は読書にならない。目的無き行動に人間は集中できない。
⇒内容を必ずアウトプットする。知識を身に着けるという目的を明確化させる。
読んでみて
つまみ食い読書のすゝめ
以前、レバレッジリーディングという本について触れたことがあったが、
それと似たような内容の本だった。しかし、主張はさらに先鋭化されていた。
ただ、浅く広く知識を欲する自身にとってこの知識吸収方法は最適とも思える。
「1つの本から1つの要素を1日10分で摂取できる」となれば飛躍的に読破数は増える。
アウトプットとセットにすることで、要約力・考察力も上昇させられる。一石二鳥だ。
10分立ち読み速読レビュー法
わたしは、本やに立ち寄った際にこの本をふと手に取り10分で棚に戻してこの記事を書いている。
帰宅途中の「10分立ち読み」という状況が、実は上記にある
「追い込まれている状況」かつ「目的が明確化された読書」であったのだ。
・あまり長くその場で試読していると店員さんに怒られるのではないかという危機感
⇒10分で立ち去る(早いほどなお良い:帰宅したい)という明確な締め切りの設定
・この本から学びを得て必ず記事にするという決意
⇒目的の明確化と興味・集中力の上昇につながる。
・本屋から自宅までの記事考察
⇒頭に叩き込んでいる内容をどう記事にするか考えるため、内容を複数回反復
今後に向けて
10分の試読を全力で行い、「もっと読みたい」内容なら「買い」
「こんなもんか」という内容であれば速読レビューで血肉にして終わらせる
という習慣を繰り返していきたい。
全部買うほどお金に余裕はないが、本は買いたいので
ふるい分けにも活用でき、知識吸収にもつながる活動になると思う。
また、新聞購読についても同様の読書術が役に立つらしいので
日経新聞等についてもアウトプット記事を書いていこうかなと思う。
この本と「本屋の立ち読み」で出会えたことに感謝したい。